10月 012007
 

今年も里山アドベンチャーに参加してきました。
チームメイトは捻挫が完治してないGと風邪でゲホゲホしてるKaz(女性)。
果たしてどんな結果が待ち受けるのか!?

28日 移動&受付日

PICT4722.jpg

↑荷物満載の車

朝10時30分ごろ仙台発→新潟経由→水上入り(PM3時)
温泉やら飯やらで6時半まで時間を潰して水紀行館入り。
暗い中ヘッデンとランタンで受付の準備。
かなり早めに受付出来たので、テント場へ移動してテント張り。

続いて明日の装備を準備する。
何やかんやで終わったのがPM10時。
去年と違って既に明日の地図をもらっていたので、明日のコースチェックを始める。
Gは先に就寝。
寂しいけど一人で地図読み頑張ろうとしたら、kazが手伝ってくれた。
23時頃に就寝。

が、ここからが地獄。
次々と到着する車や人のヘッデンに照らされ寝れない。
1時間くらい粘ったけど寝れないので気分転換にトイレに行くことに。
トイレは少し離れたとこにあるので、ヘッデン装備で行ったけど場所が分からない。
うろうろしてるうちに雨が降ってきて濡れてきて、あまりに切なくなったので敗退。
戻ってきたらAM0:40。
もうテントで寝るのは諦めてそこからテントを撤収して車に戻った。
車の中でやっとこさ1時間程度寝れたけど、起きたのはAM2:30。
駄目だ、今までの中で一番寝れなかった・・・

29日 大会1日目

飯を食い、服を着替え準備を進める。寒い。
AM4:30に水紀行館へ集合。
競技説明後に車を置きに行き、再度水紀行館へ戻ってきて、AM6:00にステージ1のラフティングスタート。
最初にラフティングのスタート地点まで2kmほど走る。
皆朝一なので結構なペースで走る。
ちょっと遅れがちなkazを気遣うふりをしながら、自分が楽をする。

今年のラフトはガイドが1名乗るので、心配していたラダーは必要なくなった。
うちが組んだのはゼッケン10番の野猿チームさん。
男二人が消防士らしく、かなりのパワーで漕いでくれました。
足引っ張ってすみません&感謝。
ガイドの人もかなり上手でゴールまでには数台のラフトを抜いたと思う。

ラフティングはひたすら長くて、途中の発電所で取水されてたため、その下部は歩きが殆どでした。
まさか歩くとは思ってなくて普通の靴で来たら、コケで滑って全然歩けない。
ウォーターシューズ持ってきたのに履かなかったのが敗因か。
なんとかラフティングの終了地点まで移動して終了。

勝負はここで一旦区切られ、10時に再スタートとなる。
バスで車を置いてる場所まで移動、MTBの準備をして出発。
ここでGがリネンバックを預けたなんて聞いてねーよと怒り出した。
ネットも使えなく、前日も一人早く寝たGは競技の流れが良く分かってなかったのだ。
食料と着替えをリネンバックに入れてしまったGは濡れたままステージ2へと向かった・・・

水紀行館では開会式の後、AM10:00よりゼッケンの若い順から20秒おきにMTBでスタートした。
これがステージ2。しょっぱなの目的地CP4までは20km程度ありそうな感じ。
制限は2時間30分で、アップは約700m以上ってところでした。

前半は全体的に緩やかな登り、後半トンネルを過ぎてからがそこそこの斜度の登りでした。
結構余裕で着くかなと思ってたけれど、残り1時間のあたりで若干焦りが出てきました。
風邪気味のkazを急がしたのがまずかったのか、慣れないMTBで両太股の前側が攣るという非常に珍しい症状でストップ。
場所は林道に入るちょっと前の場所。
そこからはかなりペースダウンしてしまい、CP4にて10分程タイムアウト。
今年も完全完走ならず・・・無念。
後で聞いたらここを通過できたのは24チームだけだったそうです。

大休止後にショートカットしてCP8へ移動。
CP8からは山に入ってCP9を目指す。
入り始めで直ぐに迷ってゴルフ場のあたりをうろうろするが、その後現在地を把握して顕著な踏み後に出てからは、ずっと道をトレース。
MTBを押して歩く登りでは、うちのチームは結構得意系でそれほど遅くないペースで登る。
しかし、途中で後から凄いペースで登ってくるチームが居た。
確認したらCP5,6,7と回ってきたトップチームでした。
なんと女性がMTB2台を押して登ってたので、びびりました。かっこよすぎ。

CP9を過ぎると植生が変わって若干走りにくい道が続く。
下りなので乗ったり降りたりしながら舗装路へ到着。
続けてCP10へ向かうために舗装路の急登を登ってから、登山道へ。
この登山道の登りが悪くて担ぎやら押しやらでかなり疲労しました。
CP10を過ぎたら快適な下りで直ぐに舗装路へ出て、そのまま舗装路を下りキャンプ地CP11に到着。
だいたい18:00頃だったかな?

次はステージ3のカヌーセクションが19:00に一斉スタート。
その間にテント張りやら、装備やらの準備をするが19:00に間に合わなくて10分程度遅れてスタート。
カヌーのスタート地点までのランはほぼ歩きでまったり到着。
そこから初めて体験するナイトカヤックへ。
艇はいつか買いたいと思っていたエアー社のトムキャットタンデムを選択。
でもこれって二人乗りだよね?

自分は最後尾でラダーを担当。
以前はカヌーといえば全然まっすぐ進まなくて大変でした。
今年はポリ艇のカヤックを始めたおかげで少しは知識、技術が身につき、ほぼ真っ直ぐ進むことが出来ました。
それでもカヌーは喧嘩の原因になりやすいのは相変わらずで、時々イラついたような声もちらほらと。
まあ、それでも順調に進みました。
漕いでる時間は2時間くらいだったかな。
カヌーが終わり、歩いてきた道を引き返してキャンプ地へ。
その道中でもまだMTBで帰ってくるチームがいたりして大変だなぁと人事のように感心。
23時に戻ってきて、着替えと寝る準備をして、トン汁、スープを頂いて0時ごろ就寝。
疲れたっす。

30日 大会2日目

寝たと思った瞬間目覚ましがなる。4時。
あまりの眠気と寒さにぼーっとすること10分。
そこからまずは気合を入れて裸になって昨日脱いだ濡れた服を着る。
うぅ、冷たいし臭いし不快だ・・・

4時15分ごろ隣のテントで寝てるチームメイトに声をかけるも反応薄し。
まだ寝てたようです。
その後、何とかお茶でパンとおにぎりを流し込む。
おにぎりは頑張っても半分がやっとでした。

荷物をどんどん整理して、ザックの中身も今日必要なものだけに整理。
シュラフやマットを片付けて次なる関門、テントの入り口を開ける作業へ。
おぉぉぉ、寒い。
しかも、続けざまに濡れたウェットスーツの下を身に着けないといけないのです。
これはほんとに辛かったのですが、ウェットスーツは直ぐにあったまるのが分かっていたので、頑張ってきました。
テントを撤収して5:30分のブリーフィングとなります。

ステージ4はまずはチームバイアスロンから。
2人がカヌーで、1人がランで同じCPを目指します。
自分はカヌー係。
ランの方がたぶん早いと言われたので、カヌーも頑張って漕ぎます。
最後尾スタートでしたが、半分近い艇を抜いたような気がします。
とは言っても抜けるのはほぼ蛇行しているチーム。
真っ直ぐ進んでいるチームは中々抜けませんでした。
途中、朝日が湖面に反射してきらきらして、山にかかる雲もあいまって美しかったです。

CPに到着すると、どうやらランの方が遅いチームが多かったようです。
多くの艇がそこでまってます。
1チームが三人で乗って出て行った直後に沈してました。
周りのチームにえらいうけてましたが、見てるだけで寒そうでした。
カヌーではウェットが義務装備じゃなかったのですが、ウェット着てたのでしょうか。

うちもGが到着したので、3人でカヌーへ。
3人で乗って気付いたのですが、今日選んだカヌーは左側の空気の入りが甘くて、後に乗ると水がどばどば入ってきます。
しょうがないのでGに少し前側に座ってもらい、自分も前の方へいきます。
これで何とか漕げるようになりましたが、Gは相当に体勢がきつそうです。
自分もいたるとこが攣りそうでしたが、皆頑張ってるので自分も頑張りました。
ここまで走ってきたGは腕の方には余力があるらしく、一番出力が出てる感じでした。
後半は1時間ほどでカヌー終了CPに到着。

そこからキャニオニングに必要な装備を背負ってMTBへ。
MTBは距離は長いけどたらたらした登りを登って行くだけです。
途中から雨が降り出してきました。
次がキャニオニングなので、雨を気にせずにすすみました。
CP20に到着してウェット+ライジャケ+沢タビに着替えて林道の歩きへ。
CP21に着くと前に10チームほど順番待ちで並んでました。
どうやらキャニオニング入り口の懸垂下降で渋滞しているようです。

雨が強くなってきて寒い中、うちのチームは1時間半以上待ってから出発。
懸垂ポイントに行くと、懸垂ロープが2本。
うち一本は滝のシャワーを浴びながらの懸垂。
これはチームで必ず1人がやらなきゃいけません。
ここは山岳ガイドGにお願いします。
自分とkazは普通の懸垂下降。
11mmスタティックロープは普段クライミングで使ってるロープより固くて、流れが悪くて少しやりにくかったです。
それでも皆クライマーなのでさくっと降りて沢へ突入。

普通の河原歩きにところどころ滑り台が出てくる感じでした。
一番最初の滑り台が一番面白かったです。
その他飛び込みの課題もあり、そこは丸太の上から跳びました。5mくらい?
最後に要救助者気分を味わうロープのスライダーを滑って終了。
最初の懸垂もそうだけど、途中途中でも渋滞していてここら辺はタイムで競う競技なので改善の余地があるかなと思いました。

2007093002.jpg
↑天然滑り台での自分

キャニオニング終了後は、時間が押してて競技が短くなった旨を聞いてMTBでゴールまで移動。
最初はウェットを脱いで着替えていかないと駄目なのかと思ってたけど、ウェットのままで行ってよいそうなので、そのまま出発。
上下ウェットでMTBに乗ってるってのは何か変な感じですが、ウェットの上にカッパを着たら雨が気にならないくらい暖かかったです。
途中ゴールのCP25(15:00)に寄って、そのまま車を停めている駐車場へ。
MTBは下りメインでしたが、2時間くらい乗ってたので疲れました。

片付け→温泉→閉会式→帰仙

片付け中に隣の車にヘルメットを踏み潰されたりするアクシデントもありましたが、後はおおむね順調にレンタル装備返却までこなして高速に乗りました。
高速ではあまりの眠気に直ぐに運転を変わってもらいました。
飯を食べたときだけ起きましたが、その後は気付いたら仙台に着いてました。
いつも帰りの運転が一番危ないので、運転してくれた二人に感謝です。
自宅到着はAM1:30。
車に乗って帰るチームメイトを見送り、4階の自宅へ帰ります。
帰ったら妻の人が起きてきたので、ビールを飲みながらどんな大会だったか無理やり話して聞かせます。
3:00頃に睡魔に負けて眠りにつきました。
スタッフの方、参加の皆さん、チームメイトの方々ほんとにお疲れ様でした(終

10月1日 片付け

朝ゆっくり目が覚めたら、車中に残しっぱなしの装備を持ってきて一緒に風呂に入って泥を落とす。
靴はズックリンで洗い、ザックもあまりにも臭かったのでズックリンで洗ってみた。
これがかなり効果があり、匂いが消えました。
それが終わったら、眠くなりまた睡眠。

子供がご飯だよと起こす声で目が覚める。
あっという間に昼を過ぎてました。
午後は外したチャイルドシート2個を車につけたり、自転車2台を1時間半かけて洗車。
その後ちょっと買い物に行きましたが、帰ってきて飯を食べたら、またもや睡魔が襲ってきてそのまま朝まで寝ました。
片付けも終わってやっとこさ大会が終わった気分になれました。

大会の感想

またもや完全完走を逃したのが残念ですが、それでも大会は面白かったです。
田中さんが去年とまったく違うことをしてやろうと思ったと言っていたように、今年は去年とはまったく違った感じでした。
地図読みが重要じゃ無いこと、MTBのウェイトが高かったこと、水物が多かったことなど。
うちのチームは去年のような藪でこそ強いと思っていたので、むしろ不慣れなMTBが多かったのはかなりの誤算でした。
来年も参加するのかどうかは分かりませんが、いつでも出れるようにトレーニングは続けたいと思います。

 Posted by at 10:46 PM
9月 212007
 

昨日の夜は里山アドに備え、MTBのペダルをビンディングから平ペダルに代えた。
ビンディングの方がMTBには有利だと思うが、以下の理由から普通の靴で乗れるように変更。

・押し、担ぎが多いかもしれない。
・ビンディングシューズの分荷物が減る
・他のチームメイトはMTBに不慣れなので、一人ビンディングで頑張ることにあんまり意味はない。

うん、メリットが多いな。

今朝は何時以来?って感じの朝ランニング。
5時に起きたら、外は十分走れそうなくらいの明るさ。
夕方と違って朝は太陽に余裕があります。
当然河原の1km周回コースも散歩やらランやらで人が多い状態。
1kmのインターバルしてるっぽい女の人かっこよかったなぁ。
自分は直ぐに疲れてしまってヨレヨレでした。

10.5km - 60分

 Posted by at 7:45 AM
9月 192007
 

SDAでハチに刺されて痛い目にあいました。
普段はポイズンリムーバーを携帯していますが、まさかあんだけ人の多い大会でハチに襲われるとは思っていなくて持って行きませんでした。
(逆にSDAでムヒを持って行ってる人(感謝)が居ましたが、後で考えたら良く持っていたなと)

山に入るときには、ポイズンリムーバー、笛、鈴、ナイフあたりを常備しています。
とは言え全部一まとめにしていて、鈴なんかもしまいっぱなしだし、ポイズンリムーバーも直ぐには出てこなくて意味をなさなそうです。
もう少し危険に対する認識を改める必要がありそうです。

ちなみに自分は囲まれるまでハチに気付きませんでしたが、サングラスがオレンジ色なのも関係あるのかなと。
保護色って感じでハチが良く見えなさそうです。

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話は変わり里山アドベンチャーまで後10日です。
サイトの掲示板でも質問が増えてきて、近づいて来たんだなと再認識させられます。
去年もそうだったのですが、最終的な内容の案内は遅かったので、あんまり心配してもしょうがないようです。
ザックを2種類くらい持っていけばどんな内容のレースになっても対応できるかなと思ってます。

しかも今回のチームメイトは二人とも不快な環境に強いので、何の心配も要りません。
頼もしい限りです。
反面、自分の場合は不快な環境に弱いアウトドアマンですので、2日間のレースでどのような精神状態になるのか楽しみです。

 Posted by at 12:58 PM
8月 202007
 

沢登りのために新兵器を導入しました。
finetrackのフラッドラッシュタイツとネオプレーンスパッツです。
さっそく大行沢で試しましたが、CW-Xだけと比べて格段に暖かいです。
水温が高かったのもありますが、水に入るのが全然嫌じゃありません。
ちょー快適です。

ネオプレーンのスパッツの効果が大きいとは思いますが、腰周りも寒くなかったのでフラッドラッシュの効果も大きいのだと思います。
これで持ってるfinetrack製品はフラッドラッシュスキン(長袖)、フラッドラッシュジップネックジャケット、フラッドラッシュタイツとなりました。
かなり高価な買い物でしたが、それなりに満足しています。

ただ八方沢で上半身にスキン+ジャケットで行きましたが、上から水がかかるシャワークライムでは効果が高いものの、泳ぐような場面では中が濡れてしまって若干寒かったです。
つまりフラッドラッシュの中に水が入ると、外に出て行きにくいためにずっと濡れてるようなイメージでしょうか。
スキンが最初は撥水効果が高いものの、時間とともに親水するようになって冷たい感じでした。
休まずに動いてるとなんて事はないんですけどね。

ここら辺はレイヤリングを色々工夫する余地がありそうです。
フラッドラッシュジャケットを直に着たほうが暖かかったりして・・・

 Posted by at 10:38 PM
8月 192007
 

里山アドの対策に二口に練習しに行ってきました。
メンバーはアドに参加予定の女性+佐渡トライアスロンAに参加予定の男+自分です。
朝6時にビジターセンターに集合。
事前の天気予報が悪かったので心配でしたが、当日は晴れ間も見える良い天気。
二口の山々にガスがかかって幻想的な雰囲気も綺麗で、車の中で嬉しくてニヤついてました。

第1ステージ MTB(二口峠往復)

初めてMTBに乗る女性メンバーをケアしつつMTB。
初MTBなので心配してたけど、そんな心配をよそに荒れた道でも上手に進んでいきます。
足を着いてからの、急斜面での再発進も上手でした。
途中途中で、綺麗な沢を見たり、九十九折れの道を見たりしながら県境のゲートに到着。
爽快でした。
下りもスピードを抑えつつ無事に駐車場まで到着。
往復約3時間でした。

第2ステージ 沢登り(大行沢)

駐車場でMTBをしまって沢の格好に着替えて出発。(10時ちょっと過ぎくらい?)
入渓地点で楽しそうに遊んでる子供達の脇を通って大行沢へ。
出だしのゴルジュは水も少なく暖かかったので、入水しつつあっという間に突破。
F1まで20分程度でした。
退屈な巨岩帯も去年ほどは長く感じなくて京淵沢の出合いまで(たしか)2時間程度。
やっと滑に行くも光があんまり差さなくてちょっと残念でしたが、堪能しつつ樋ノ沢出合いへ。
綺麗な滑滝の出合いも、水が少ないのでちょっと残念。
樋ノ沢非難小屋に着くまで約3時間半でした。

第3ステージ 大東岳登山

沢を歩いてるときは、ここから引き返そう的なムードも漂ってましたが、皆負けず嫌いらしく大東岳の山頂まで行くことになりました。
裏コースの急登をほぼ登りきった所で二口山塊を一望できる展望ポイントへ。
大東岳で唯一の展望ポイントです。
過去に来たときは霧で全然見えなかったので、今回はとても感動しました。
山頂まで1時間13分で到着。
やっとここまで来たよと喜びつつ休憩。
休憩後は表コースの下山。
途中一度も休まずに結構なスピードで下って、1時間20分くらいで下りました。
時間は午後5時頃。

休憩含め、トータル行動時間10時間半くらいでした。
とても良い練習になったし、何より楽しかったです。

磐司山荘で風呂に入って、龍宝で飯を食って帰宅。

後日・・・

体がバキバキになりました。
行動中はそれ程へばった訳じゃないのに、やっぱりダメージがあったようです。

 Posted by at 10:46 PM