10月 132024
 

3連休の真ん中に気合を入れて栗駒に行ってきました。
混みそうで怖い…

夜1時に家を出て3時ごろに須川温泉へ到着。
さすがにこの時間なら駐車場も停めれました。
星がとても綺麗だけど、眠すぎるので1時間半ほど仮眠。

寝たような寝てないような感じで目が覚めるとあたりはガスに包まれていました。
晴れるの待っていたら登山道が人だらけになっちゃうので、しょうがないので5時過ぎに出発。

名残ヶ原湿原で朝日が出るのを待ってみたけど、やっぱりガスガス。

しかたがないので山頂までさくっと登りました。
山頂は強風で寒いしガスも抜けない残念な感じ。
しばらく待ってみたけどやっぱり駄目だったので先に進みます。

今日は初めて栗駒のモンサンミッシェルこと秣(まぐさ)岳を見に行きます。
残念ながら道中もまったく晴れず。

秣岳から下山してる最中に急にガスが抜けて行って景色が開けました。
う~ん、遅いよ…

しかしながらちらっと見えたその景色はとても美しく、最高でした。
下山しても体力余ってたので、もう一度名残ヶ原湿原まで登り返しました。

そのまま今まで通ったことのない道を通って駐車場まで戻ってきて登山パートは終了。

道はもう大混雑で大変なことになってました。
自分はまたいつか来たいと思ってた栗駒山荘の温泉へ。
露天風呂から秣岳までくっきり見えます。最高すぎる。
風呂から出たらおなかが空いてきて、そのまま栗駒山荘のレストランでカレーを食べました。
なんで下山後のカレーってこんなに美味しいんだろう。

色々な意味で満腹になったので帰ります。
帰りは一関方面はすれ違い大変だろうと思って、秋田側から帰ってみました。
途中雰囲気のよさそうなランプの宿があったり、振り返ると真っ赤な栗駒山が見えて中々良い道でした。
眠気をこらえつつ無事に帰宅。

 Posted by at 10:52 PM
9月 052024
 

平日に休みを取って磐梯吾妻スカイラインへ行きました。

天気良さそうだったけど磐梯吾妻スカイライン登り始めたらガスの中に。前を走る車も見えないくらい。つばくろ谷の絶景もガスの中。

今日は外れかなぁと思いながら運転してると、浄土平の手前で唐突にガスの上に抜けました。急に見えた嬉しさと、久しぶりの絶景に感動。

浄土平に車を停めて、鎌沼をぐるっと散策。浄土平の魅力はこの広さかなと思う。広くて山もあって、さらに標高高いので雲海も見れたりする。最高でした。

時間の都合で早めに下りて、「らーめん成川」さんでラーメンを食す。ほんとはソースカツどんの口になってて、ソースカツどんある店調べて行ったんだけど、ミニソースカツどんしかなくてラーメンがメインの店だったので、ラーメン+ミニソースカツどん食べました。どちらも美味しかった。

 Posted by at 10:08 PM
8月 032024
 

刈田峠から不忘山をピストンしてきました。
当日は車が使えなかったため、バイクで登山口まで。バイクだと行きも帰りも微妙に疲れるんですが、登山口の駐車スペース問題に頭を悩ませなくて良いのはメリットですね。

今年初めての山だったせいか、最近暑さで夏バテ気味なのか、とにかく脚が重い…
年齢重ねていくとこうやって山登れなくなっていくのかなぁと少し寂しい気持ちに。
調子良くないので芝草平まで行ったらゆっくりして引き返そうかと悩みながら歩いてると、木道整備のために芝草平のベンチへは立ち入り禁止でした。
とても中途半端だったので、先へと進んで不忘山まで行きました。
途中屏風では綺麗な雲海が見れたので、来てよかった。

ペースが上がらなくて遅かったので復路は少し急いでみたけど、いつもよりも時間かかって刈田岳まで戻ってきました。
翌日は筋肉痛になったんですが、南蔵王で筋肉痛ってあまり記憶に無いので、山始めだったので身体ができてなかったんだなと思います。

昨年の穂高連峰縦走でちょっと燃え尽き気味なのか、今年は山への意欲が中々湧いてきません。
これからスイッチが入るかもしれませんし、入らないかもしれません。
焦らず気の向くまま行動したいと思います。

 Posted by at 10:10 PM
8月 302023
 

30日 奥穂高岳→ジャンダルム→西穂高岳→新穂高

1:30頃には目が覚める。2:30くらいから準備開始。4:15頃行動開始。ヘッデンを付けて奥穂に進む。

奥穂の山頂も何回か来てるので、さらっと自撮りしてからいよいよジャンダルム方面へ。

最初から高度感があって雰囲気良い。馬の背の入り口で先行者に追いつく。先に行ってくれとの事だったので先に下る。笑っちゃうくらい狭くて尖ってる。例の信州側のステップに足を下す核心部では、早めに足を下ろしすぎてちょっと怖かった。

上から見た馬の背。伝わりにくい写真。

先ほどの先行者の人とは連絡先を交換して、お互いの撮った写真を送ることにした。結果的にお互いの貴重な写真が手に入ったと思う。楽しかったし嬉しかった。

大きく下ってロバの耳を登って、ジャンダルムの基部をトラバースしてからジャンダルムの登り。ロバの耳の途中で登らなきゃ行けないところを間違って下ってしまい、どう考えても危険だしおかしいぞと思ってYAMAPで確認したらルートはずれてるのに気づいた。冷や汗かいた。

ジャンダルム自体は西穂側から登る分には難易度は高くない感じ。露出感、高度感はあるので危険だし怖さは多少あるかも。奥穂側から行く分にはジャンダルムそのものの難易度よりも、そこに行くまでの過程がずっと危険なので、トータルで難しく危険な場所と言うことになると思う。

ジャンダルムの山頂では長居。最高の場所だ。もう2度と来ないかもしれないので十分に堪能した。連絡先を交換した方とここで分かれて先に進む。

この先もひたすらアップダウンの繰り返し。そしてガレ場なのでまったく油断できない。もうどの箇所がどうだったとか全然覚えてないけど、天狗のコルから岳沢へのエスケープルートだけは確認した。正直エスケープとしてここを使ったとしても体力的にはとても辛そうに感じた。

あと覚えているのが逆層スラブ。普通に下ってる途中に「ん?ここ逆層スラブか」って気付いた。少し思ってたのと違ってた。

この頃ジャンダルムのあたりではレスキューヘリが飛んでた。もしもジャンダルムで事故があったらただじゃ済まない。昨日山荘で話した人たちの顔が頭に浮かんで、最悪の事態を考えて辛かった。後から知ったニュースではジャンダルムのあたりで滑落したけど、命に別状は無かったそうだ。事故が無いのが一番だけど、まずは助かって良かった。

トラロープは良くないのでは…

もうアップダウンも危険な個所も嫌だと思いつつ何とか西穂高岳に到着。山頂に居る人たちは殆ど西穂高山荘から来た人なので、奥穂から来た自分を凄いと言ってれて、とても照れ臭かった。

西穂で危険個所が無くなるわけじゃ無く独標までは危険らしいので、最後の集中力で独標へ。ハンガーノック並みに腹が空いたので独標で食事。独標からの急な下りを下りたら、後は西穂高山荘まで滑落するような場所はほぼ無く、長い長い緊張感からやっと解放された。

西穂高山荘は人が多かったので、さらっと写真撮ってからロープウェイ駅へ向かう。

もはや癒しの道。登り返しは少し辛い。駅に着いたらちょうど直ぐ出るロープウェイがあったので、それに乗り下山。汗臭くてごめんなさいと心の中で謝りながら新穂高に到着した。

下山後はひがくの湯で温泉に入り、そのまま食事。最高に美味い。しかもジョッキのノンアルビールあり。幸せだ。

本当は余力があったらこのまま白山に行って次の日に登る予定だったけど、脚の疲労が強かったためこのまま仙台まで帰る事にした。14:30くらいに新穂高を出発。コーヒー、チオビタ、モンスター等大量のカフェインを投入したにも関わらず、磐越道で眠気に耐えられなくなりPAで仮眠。結局家に帰ったのは翌日1:00頃になってしまったけど、高速の深夜割が適用されたので良かった。

眠くてなかなか家に帰れなかったのに、家に着いたら興奮が残ってるのか直ぐには寝れなった。あっという間の(移動含め)4日間だった。生還おめでとう→自分。

全体的な感想

・最高だった
・天気当たって良かった
・3000mの稜線での夕日、朝日はプレシャスタイム
・山には色々な人がいる
・小屋泊はリッチな体験だったけど、自分にはテント泊の方が向いてる
・富士山ほどでは無いけど海外の人が多い

今後穂高連峰を(初めて)縦走する人へのアドバイス

・人が多いと落石リスクも上がるので、可能ならば平日歩いた方が良い
・クライミング経験あると助けになる
・新穂高→槍ヶ岳は結構辛いので、西穂側から登るのも一つの手
・荷物は出来るだけ軽くする。安全性も上がるし、何より軽い方が楽しい。
・ちょっとおかしいと思ったら止まって、マークを探すなり、YAMAP等で現在地を確認する
・グリップの良いグローブは必須(だと思う)
・登攀の技術的な難易度よりも、ルートファインディング、体力、集中力が重要
・安全に!

データ

・車走行距離 1115km
・総費用 71,691円(高速代 14,420円、ガソリン16,485円、宿泊費 30,800円、その他 9,986円)

YAMAPの記録

 Posted by at 11:19 PM
8月 292023
 

29日 槍ヶ岳山荘→穂高岳山荘

2:30起床、4:00前に出発。ヘッデンで槍ヶ岳を登ってる人の明かりが綺麗。とりあえず大キレット手前の南岳小屋まで進む。危険個所は無いって聞いてたので、勝手に平らな道の散歩かなと思ってたら、実際にはきついアップダウンの繰り返し。登りは昨日の脚の疲労が残っていて中々のしんどさ。

途中開けた平らな場所があって、そこで雷鳥のファミリーを見つけたので暫く撮影。癒される。

南岳小屋に到着し、展望台から大キレットを覗いて気合を入れなおしてから出発。

大キレット

この先は難易度(難しさって意味での)がそこまで高いわけじゃ無いけど、危険個所のアップダウンが続くので、体力的なキツさと集中力を維持する精神的なキツさが大変。特に北穂高岳直下の登りは危険に感じました。ヘロヘロで北穂高小屋に到着。

北穂高小屋が見えるけど行くのには時間がかかる
左のピークにいる人がかっこ良すぎ

30年近く前に一度来てるけど、ほんとロケーションの良い小屋です。テラスでまったり休憩。腹減って何か食べようと思ったけど、時間が早すぎてまだ軽食やっておらず。

北穂高小屋のテラス

北穂高岳から穂高岳山荘へ向かう。ここも30年近く前に通った道。集中力を切らさないように進む。涸沢岳の下がやっぱり危険な気がしたけど、下山してからは北穂高岳直下と涸沢岳直下の違いを思い出せず。ずっと似たような感じなので、あまりピンポイントで思い出せない。高度による酸素の薄さか、老化のせいか…

涸沢岳の山頂にちょっと寄ってから穂高岳山荘へ。ここは何回も来てるけど泊まるのは初めて。腹が減ったのでカレーを食べる。その先もゆっくりとした時間を過ごせました。それにしても今年は天気の良い日が多くて稜線の山小屋はどこも水不足らしい。こちらの山荘も夕食がとても美味しかった。

3日目へ続く

 Posted by at 9:58 PM