8月 242012
 

【23日:3日目】

4:00 起床

長い夜が終わって一安心。
雨は完全にあがってた。
テントの中も思ったよりも乾いてきてたので、夜中以降はまったく降らなかったようだ。

取りあえず子どもが起きる前に、濡れた子供の長袖を自分のシュラフに入れて乾かす。
暖かさとシュラフが水気を吸うので、着れるくらいには乾いてくれた。
そこで子供を起こして、朝飯食べて出発の準備。

テン場でも雷の話題が多い。
でも話した大学生?は「前にも経験したことあるし、山だからこんなものかなと思う」と言ってた。
凄い精神力だ。
自分が怖がり過ぎなのかとも思ったけど、他の人は小屋に避難しようかと思ったと言ってたので、自分だけではないようだ。

↓テントを撤収して記念写真

5:30 出発

 

登山道はかなり水が流れたみたいで、石が掘り起こされ荒れていた。
子どもが転ばなきゃいいなと思ってたけど、数回転んだのみで上手に歩けてた。

天狗の庭まで下りてきて山の余韻にひたる。

途中で登ってきた人達は雷の話をしてくる。
一人は蓮華温泉の駐車場へ車で向かってる最中に、あまりの雷の多さと近さに怖くなり
引き返したそうだ。

8:20 車に到着。ヤッター!! 昨日はどうなる事かと思ったけど良かった。
頑張った。

そのまま蓮華温泉に寄ってく。
登山口に温泉があるって贅沢だなぁ。

露天が良さそうだったけど、服着て歩いて行かないといけないので内湯で済ませました。
貸切で気持ち良かった。

誰も居ないのでパチリ。

9:10 駐車場発

高速の糸魚川ICまでの間にはコンビニが一軒しかありません。
普通ならよって美味しいもの買ってくとこですが、二人とも肉が食べたくて仕方がないので、レストランのあるSAまで我慢して行きました。

そして米山SA

頑張った息子にはステーキ重、自分はカツカレー。
自分もステーキ重にしとけば良かった。orz...

今回は去年とは違って、明るいうちに仙台まで帰ってこれたので眠くならずに良かったです。

やっぱり北アルプスへは遠いので躊躇してしまいますが、行けばいつも印象に残る良い山行になります。
息子に良い景色を見せれたし、怪我無く帰ってこれたので成功でした。
また来年へ向けて充電します。

【まとめ】

車走行距離:940㎞
荷物の重さ:自分20㎏、子供4kg (帰宅後は自分の荷物17.2kg)
装備:ストック有、トレランシューズ
子供は、モンベルの登山靴

今後の検討事項:マクラ欲しい。ペグ。ボロボロのテントのリプレイス。

 Posted by at 3:09 PM
8月 232012
 

【22日:2日目】

4:00に目覚ましをかけてたけど、周りの音で3:00に目が覚める。
つーか3:00に起きても構わないけど、普通に会話するのやめてくれ。

まあおかげで、外をみたら満天の星空が見れた。
暫くしてから子供も起こして星を見たり準備したり。

5:00 出発

万が一戻ってこれないときは山頂の小屋に泊まろうと思って、マット、シュラフ、テント以外全部持ったので結構重い。
おまけにストックを忘れてしまったから、昨日よりきつい感じ。

↓ うひょー、テンション上がる

テン場の大池はこんな場所。
こんな標高の高い場所にこんな大きな池があるなんて。
不思議な感じ。

大池の遠景。
綺麗だなぁ。

白馬岳方向

雲海に浮かぶ天空の大池。
やばい、美しすぎる。

大池より上はずっと気持ちの良い稜線です。
景色が良いので子供も飽きずに登れます。

知らない人達ですが、あまりに絵になったので写真を撮ってみました。

雲海にとても喜ぶ、小3でもうすぐ夏休みも終わるのに宿題に殆ど手を付けてない息子。
宿題やれっ!!

雲海と朝日と息子

途中で2人で撮ってもらいました。
この写真を撮ってくれた人はとても写真が上手でした。

同じ人に撮ってもらった写真。

小蓮華岳の山頂より白馬岳。
ここには剣が刺さってます。息子お気に入り。

えーっと、雪倉岳かな?
いずれそっち方向の稜線。

あそこまで登るぜ

稜線は風が強くなってきて、少し寒かったりしました。

途中でトレイルランナーが颯爽と追い越していきました。
このアングルかっこいい!!

白馬岳山頂

もう少し。
でも下の写真は山頂ではありません。

剣岳、立山連峰が見えてきました。

8:25 山頂キター
ほぼコースタイムで歩けました。息子偉い!!
残念ながらガスが上がってきて、大雪渓方面は見えない。

少し逆側に下りて、1000人以上泊まれるという白馬山荘を見てきました。
ほんとデカいです。もはや小屋じゃない。

40分くらい山頂にいてから下山開始。
子どもも思いのほか体力残ってるみたいです。空身なのが楽みたい。
ただ登りと違って風が強くなってきて、ガスも出てきました。

テントが吹き飛んでないか心配になります。
そういやヘリが来るからテントしっかり固定しといてと言われてました。

下りは少し時間がかかってテン場へ。
途中でテントが無事なのが見えて一安心。

って、あれっ?
ペグの刺さってる位置が最初と違う。中を見て、テントが飛ばされたのを確信。

連泊の申込みしに行って、「すみません、テントでご迷惑かけたようで」と聞いてみます。
するとヘリが来た時に、風でテントが転がったそうです。
その場で転がっただけだったので、飛んでかなくて良かった。
ちょっとペグについて考える必要がありそう。
調べるといろんな種類のペグが売ってるので、軽くて刺さりやすいのほしいです。

↓ わかったわかった。飯作りますよ。
長男はカレー、自分は親子丼。

 

夕方テン場で天気の話してたら、予報で不安定な天気って言ってたよとのこと。
この時点では昨日も雷なってたしあまり気にしてなかった。

19:00くらいになったら雷雨になった。
あっという間に激しい雷が。雨も強くなってきて、時折強風が吹きテントがしなる。

雷はほんと怖くて、近い場所でも落ちてた。
光った瞬間に落ちることもあってとても生きた心地がしなかった。
暗いテントの中で雷光で子供の顔が見える。
この時ばかりは子供を連れてきたことを後悔した。
落ちたらそれまでと割り切れるのは自分一人の時だけだ。家族は危険に晒したくない。

怖くてまったく寝れないと思ってたが、それでもうとうとするらしい。
起きてもまだ雷が鳴ってるのに絶望感がある。
時計を見ようと手を伸ばしたら、シュラフの表が濡れてた。
??なまま、なんで濡れてるのか原因を探る。

テントの中でも軽く雨が降ってるかのように手に滴があたった。
最初は通気口からはいってるのかと思ったが、どうやら強風でフライと本体がくっついて本体内部に結露か浸みるかしてるみたい。
で、上から降ってくる雨が外に当たると、内部の水滴がはじけて降ってくる。

テントの床も壁際には水が溜まってる。
もう15年以上使っててかなりぼろいテントだし、ペグの関係でちゃんと張ってないのも駄目な要因だ。
取りあえず、濡れてた長袖の着替えをザックの中に入れ、タオルでテントの内側を拭く。
これでしばらくは持つだろう。でも一晩中この天気だったら明日にはびしょびしょでになってしまう。

まったくもってテンション下がりつつも、またうとうと。
24:00くらいに目が覚めたら、雨が止んでた。
少し安心しつつまた眠りについた。

 Posted by at 2:20 PM
8月 222012
 

21日~24日に長男と一緒に白馬岳を登ってきました。

【計画】
1週間の休みがあったので北アルプス遠征を考えました。
ソロで西穂→槍ヶ岳あたり、あるいは子連れでまったり登山か。
結局子どもと行ってみたかったので、子連れにしました。

どこが良いのか悩んで、3時間毎に泊まれる場所がある、「蓮華温泉→白馬大池→白馬岳」に決定。
節約のためにもちろんテント泊です。

荷物作ったら、自分のは20kg超、子供のは4kgでした。

【21日:移動日】

月曜出発で予定を立ててたけど、日曜に遊び過ぎて疲れが出て中止。
もう行くのやめたつもりでしたが、火曜になると行っても良いかなってくらいに回復。
子どもも行きたがってたので行くことにしました。

17:30 仙台出発
23:45 蓮華温泉駐車場へ到着

いきなり星が綺麗でびっくり。
この駐車場は舗装しているうえ、トイレもあって車中泊には快適な場所です。
ここに至るまでの山道20kmが夜だと怖かった。

24:00頃寝る準備して就寝。

【22日:1日目】

4:30 起床。
眠いけど天気が良いのでテンション上げて準備します。
5:40 出発
単調な樹林帯をだらだらと登ります。時折、雪倉から朝日の稜線が見えてとても綺麗。

2時間ほど歩くと「天狗の庭」というビューポイントへ到着。
ここはこの登りの中ではとても良く雪倉朝日が見える場所です。
休憩して、単独さんに写真を撮ってもらったりします。
そういや今日は平日のせいか殆ど人と会いません。

いっぱい休んでから出発。
1時間半ほどで白馬大池に到着(9:20)

↓大池到着直前の雰囲気

ほんとは今日中に山頂まで行って、1泊2日のつもりでした。
でも長男が疲れたからここで泊まろうと言うので、諦めて大池宿泊に決定。
食糧的には2泊分、最悪3泊までなら何とかという量を持ってきてます。

にしてもまだ朝の9:20。
こりゃ暇だなと思ったけど、ほんとに暇でした。
景色が綺麗なのが救いですが、やっぱり長かった。

我が家を設営

ペグは6本だけしか持ってきてなくて、普段は岩を頼りに設営してました。
でもここでは大きな岩が無いので6本のペグだと少なくて困ったことに。
おまけにかなりペグが刺さりにくい。
これが後々効いてきます。

今日の昼飯(夕食?)
節約といいつつも、ドライフーズメインなので結構お金はかかってますね。
連れてきたんだから当然だけど、飯も2人分用意するので面倒です。

夕方から雨が降ってきて、テントに軟禁状態。
雷も少しなってます。

明日の計画を考えます。
当初は2泊になった場合、2泊目は山頂付近のテン場。
そして3日目に下りてくるプランでした。

でも3日目に下りてくる元気がないと3泊コースになってしまうので、明日頑張ってここから山頂ピストンに変更。
それならテントをデポしてけるので、子供の荷物も全部持てるし、確実に3日目には下山できます。

19時くらいには就寝。

 Posted by at 1:50 PM
8月 122012
 

家族との山歩きも楽しいけど、そればかりじゃ駄目だ。
たまには自分を虐めないと。
というわけで、トレ目的に岩手山に行きました。
4~5年ぶりかなと思ってたけど、調べたら前回は2004年でした。
8年ぶり。

馬返し登山口までは実家から20㎞くらい。
コンビニ寄っても30分で着きます。実家は山にはいい場所じゃ。

前回はたしか2時間30分だったのでそれを目標に登ります。
頑張って登ってたら1時間くらいでかなり疲れてきました。
正直帰りたいなーと思ったくらい。

まあ帰るわけにもいかないので休み休み登ります。
こりゃタイムどころじゃないなと思ってると、意外と早く8合目の避難小屋まで到着。
1時間45分くらい。5分ほど休んで出発。
山頂直下で時計を見ると、頑張れば2時間20分を切れそうな感じ。
最後の200mくらい頑張って走って、2時間19分台で着きました。

サイコーノジュウジツカンダゼー

山頂ではたっぷりと20分くらい休憩。
はぁ、気持ちいいなぁ。

帰りはお鉢を回って下山。
また8合目避難小屋で5分ほど休んで出発。
下りは旧道。
このコースの下りはほんと長く感じます。
後半は足が痛いのを我慢しつつ、小屋から登山口まで1時間15分くらい。

標高差1400mもあってトレーニングには最高の山でした。
来年こそ八幡平→岩手山の1DAYをやりたい。

そうそう下山してきたら、ババヘラアイスみたいな感じでおばはんがアイス売ってました。
自販機も無い場所で絶妙なタイミングでアイス見たら買っちゃいますよ、そりゃ。
登山客しか来ない場所で、暑い中ずっと座って待ってるおばちゃん凄いです。

家に帰って夜はじゃじゃ麺(3日連続)
そして子供達は庭で花火。

↓登山口。広くて雰囲気良いです。トイレも有り。

↓普通は「熊注意」という看板が多いけど、これは丁寧に書いてます。

↓なんの花?綺麗です。

↓山頂。写ってるのは他人です。疲れたけど、高度感が心地良い。

↓上から見た不堂平避難小屋。それにしても近い距離に二つも避難小屋があるとは珍しい。

岩手山って意外と被写体に困る山かも…

 Posted by at 10:21 PM
8月 112012
 

どうしても行きたかったので、二日連続で八幡平へ。
子供達は誘ったけど「行かない」とつれない返事。
三男(2歳)だけ連れて妻と行きました。

黒谷地→源太森→八幡沼→山頂→レストハウス
と歩きました。
三男が歩きたがって時間がかかってしまったので、自分ひとりで黒谷地へ車を取りに行くことに。
レストハウスから車道を3㎞ランニングして車まで行きました。
不完全燃焼だったので、丁度良い運動になりました。疲れたけど。
15分30秒

↓今日は三男と一緒

↓黒谷地湿原

↓去年覚えたクルマユリ

↓源太森から八幡沼。写真じゃ伝わらないけどヤバいくらい綺麗です

↓木道を歩く三男

↓広いぃ!!

↓八幡沼

夜はもちろんじゃじゃ麺

 Posted by at 10:44 PM