8月 232012
 

【22日:2日目】

4:00に目覚ましをかけてたけど、周りの音で3:00に目が覚める。
つーか3:00に起きても構わないけど、普通に会話するのやめてくれ。

まあおかげで、外をみたら満天の星空が見れた。
暫くしてから子供も起こして星を見たり準備したり。

5:00 出発

万が一戻ってこれないときは山頂の小屋に泊まろうと思って、マット、シュラフ、テント以外全部持ったので結構重い。
おまけにストックを忘れてしまったから、昨日よりきつい感じ。

↓ うひょー、テンション上がる

テン場の大池はこんな場所。
こんな標高の高い場所にこんな大きな池があるなんて。
不思議な感じ。

大池の遠景。
綺麗だなぁ。

白馬岳方向

雲海に浮かぶ天空の大池。
やばい、美しすぎる。

大池より上はずっと気持ちの良い稜線です。
景色が良いので子供も飽きずに登れます。

知らない人達ですが、あまりに絵になったので写真を撮ってみました。

雲海にとても喜ぶ、小3でもうすぐ夏休みも終わるのに宿題に殆ど手を付けてない息子。
宿題やれっ!!

雲海と朝日と息子

途中で2人で撮ってもらいました。
この写真を撮ってくれた人はとても写真が上手でした。

同じ人に撮ってもらった写真。

小蓮華岳の山頂より白馬岳。
ここには剣が刺さってます。息子お気に入り。

えーっと、雪倉岳かな?
いずれそっち方向の稜線。

あそこまで登るぜ

稜線は風が強くなってきて、少し寒かったりしました。

途中でトレイルランナーが颯爽と追い越していきました。
このアングルかっこいい!!

白馬岳山頂

もう少し。
でも下の写真は山頂ではありません。

剣岳、立山連峰が見えてきました。

8:25 山頂キター
ほぼコースタイムで歩けました。息子偉い!!
残念ながらガスが上がってきて、大雪渓方面は見えない。

少し逆側に下りて、1000人以上泊まれるという白馬山荘を見てきました。
ほんとデカいです。もはや小屋じゃない。

40分くらい山頂にいてから下山開始。
子どもも思いのほか体力残ってるみたいです。空身なのが楽みたい。
ただ登りと違って風が強くなってきて、ガスも出てきました。

テントが吹き飛んでないか心配になります。
そういやヘリが来るからテントしっかり固定しといてと言われてました。

下りは少し時間がかかってテン場へ。
途中でテントが無事なのが見えて一安心。

って、あれっ?
ペグの刺さってる位置が最初と違う。中を見て、テントが飛ばされたのを確信。

連泊の申込みしに行って、「すみません、テントでご迷惑かけたようで」と聞いてみます。
するとヘリが来た時に、風でテントが転がったそうです。
その場で転がっただけだったので、飛んでかなくて良かった。
ちょっとペグについて考える必要がありそう。
調べるといろんな種類のペグが売ってるので、軽くて刺さりやすいのほしいです。

↓ わかったわかった。飯作りますよ。
長男はカレー、自分は親子丼。

 

夕方テン場で天気の話してたら、予報で不安定な天気って言ってたよとのこと。
この時点では昨日も雷なってたしあまり気にしてなかった。

19:00くらいになったら雷雨になった。
あっという間に激しい雷が。雨も強くなってきて、時折強風が吹きテントがしなる。

雷はほんと怖くて、近い場所でも落ちてた。
光った瞬間に落ちることもあってとても生きた心地がしなかった。
暗いテントの中で雷光で子供の顔が見える。
この時ばかりは子供を連れてきたことを後悔した。
落ちたらそれまでと割り切れるのは自分一人の時だけだ。家族は危険に晒したくない。

怖くてまったく寝れないと思ってたが、それでもうとうとするらしい。
起きてもまだ雷が鳴ってるのに絶望感がある。
時計を見ようと手を伸ばしたら、シュラフの表が濡れてた。
??なまま、なんで濡れてるのか原因を探る。

テントの中でも軽く雨が降ってるかのように手に滴があたった。
最初は通気口からはいってるのかと思ったが、どうやら強風でフライと本体がくっついて本体内部に結露か浸みるかしてるみたい。
で、上から降ってくる雨が外に当たると、内部の水滴がはじけて降ってくる。

テントの床も壁際には水が溜まってる。
もう15年以上使っててかなりぼろいテントだし、ペグの関係でちゃんと張ってないのも駄目な要因だ。
取りあえず、濡れてた長袖の着替えをザックの中に入れ、タオルでテントの内側を拭く。
これでしばらくは持つだろう。でも一晩中この天気だったら明日にはびしょびしょでになってしまう。

まったくもってテンション下がりつつも、またうとうと。
24:00くらいに目が覚めたら、雨が止んでた。
少し安心しつつまた眠りについた。

 Posted by at 2:20 PM

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