12月 202018
 

「星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」へエントリーしたので、大会までの練習含め記録を付けていくのも面白いなと思って、「野辺山100㎞ウルトラへの道」というタイトルで書き記していく事にした。

大会内容

大会名 : 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン
開催日 : 2019年5月19日(日)
距離  : 100㎞
100㎞前後の大会では日本で1~2を争う難易度らしい。高低差が多くて、前半登って後半は下りで終わるような感じでは無く、後半にも厳しいのぼりが待ち受けてるのが理由とか。

エントリーの経緯

少し遡ってブログを見てもらうと分かるが、2018年10月に自身初となるロードの100㎞ウルトラマラソン「伊南川ウルトラ遠足」を完走した。とても嬉しくて暫くは幸せな気持ちでいっぱいだったけど、時間の経過と共に次の目標が無い状態が気になってくる。さらにウルトラランナーになった気でいたけど、100㎞一回完走しただけじゃまぐれかもしれないしウルトラランナーとは言えないんじゃないかと思い始めた。

そこでもう一回100㎞をやってみようと思い立ち、大会を探すことにした。せっかくなのでメジャーどころの大会に出てみようと考え、サロマ、白山、飛騨高山、富士五湖、野辺山などを調べる。

サロマ :かかる費用が高額すぎて×
白山  :スタートゴールが別の場所なので、交通を考えると×
飛騨高山:遠くて×
富士五湖:4月なので準備が厳しいかなと思って×

等々の理由で野辺山にチャレンジすることにした。難易度が高いのも逆に意欲を掻き立てるスパイスになった。

練習始め

5月の大会だけど5月に入ったら疲労を抜き始めないといけないので、実質練習できるのは12月~4月までの5ヶ月間。5ヵ月間でゼロからウルトラを走れるまでにするのは難しいが、10月にウルトラを走ってるので、その走力を落とさずに維持してくことを当面のテーマとする。

ウルトラが終わってからは10㎞の大会しかエントリーしてなかったので、10kmの練習がメインだった。結果14年ぶりに10㎞のベストを更新するなどVO2MAXは過去最高と思われた。しかし先日21.1㎞を走ってみたところ、もちろん走れたんだけど非常に疲れてしまった。これは長い距離に慣れないと厳しいなというのが12月20日現在の状況。

練習以外

ランニングが好きでたまらないというタイプの人間では無いので、モチベーションを上げることがとても重要。ロングの大会の前には良く「ウルトラマラソンマン」を読んでる。今回は新たな刺激を求めてスコット・ジュレクの新刊「NORTH 北へ」を購入してみた。まだ読み始めたばかりだけどモチを上げてくれることを期待している。

今後の展開

飽きなければその2その3と続けたい。練習内容だけだとありきたりなので心理状態含め書いてく予定。理想はこれが野辺山完走記へと繋がって行けば良いが、仮に完走出来なくても(あるいはDNSでも)何かに挑戦する過程にも意味があると思うので頑張ります。

 Posted by at 5:30 PM
12月 022018
 

いわぬまエアポートマラソンに参加してきました。
スタート時間に対して受付時間が早いのがアレですが、受付後は体育館の中で温温できて快適。
外でアップもしやすいし、出店も多いし、スタートの整列は予想タイム5分刻みだし。
良い大会です。

朝はとても寒かったけど、走ってる間は気温10度くらい、晴れ、無風とベストコンディション。
最近10㎞にフォーカスした練習してた成果か、自己ベストを2分も更新してしまいました。
嬉しい。

スタートからかなりのペースで突っ込み、キロ4分15秒くらいをキープ。
早すぎるかもと思いつつもそのまま我慢。
前回と同じようにいつ潰れてしまうのか心配しつつも潰れる気配なしで、最後はペースアップのおまけ付き。
平均心拍は187bpmととても高いので辛いのは間違いないのですが、それほど辛くないような変な感じ。
練習でもたまに10㎞全力走してたので、辛さに慣れてきたのかと思います。

このスピードをフルへの持久力に繋げられればsub3.5も夢じゃないのかも。
ちなみに現在のフルのベストは4時間8分で、sub4も未達成。

持久系スポーツはこの年齢でもまだまだ楽しめそうでとても嬉しいです。

 Posted by at 10:48 PM
11月 112018
 

わたり復興マラソンに参加しました。
100㎞マラソンから3週間後の大会なので、100㎞のダメージあったら出れないかもと思いつつエントリー。
結局100kmのダメージが驚くほど少なくて無事に参加できたのでした。

会場が昨年までと変わり、再び鳥の海のあたりに戻ってきました。
新しい会場になったせいか、今回は少し運営が上手くいってない感じ。
・10㎞の整列がタイム順になってない
・招集時間に行っても誰も係員が居なかった
・早く来て並んだ人達が最後尾になってしまう配置でした
・10㎞の給水が二か所あるのに、最初が6㎞地点で次が8㎞地点

と苦言を述べましたが、わたり復興マラソンはわたり鳥の海マラソン時代から大好きな大会。
上記の点もフラットなコースとゴール後の美味しいトン汁とはらこ飯に比べれば些細な事です。

今回は100㎞へ向けてトレーニングを積んで持久力が上がってるし、事前の練習10㎞走で48分くらいで走れたので、46分くらいで走りたいなと思ってました。
スタート後暫くしてGPSを見たら大体4分30秒くらいのペース。
少し早すぎるなと思ったけど、もう潰れる覚悟で4分30秒を維持して走ることにしました。
どこで苦しくなるか(もちろん常に苦しいけど、ペースダウン必要なほどの苦しさになるか)びくびくしながらも、折り返しをすぎ8㎞あたりまで維持。
潰れても残り距離を考えればそれほど大きなロスにはならないだろうと思って、そこらから思い切ってペースアップ。
最後ゴール手前200mくらいでさらにペースアップし無事にゴール出来ました。
平均心拍187bpm、最大心拍202bpmでした。苦しかった…

タイムはなんと14年ぶりに45分を切って44分33秒。
自己ベストの6秒落ちのタイムでした。年齢を考えるととても嬉しいです。
まだまだ頑張れるのかなと思いました。

 Posted by at 10:56 PM
10月 202018
 

数年前より気になっていた「伊南川100kmウルトラ遠足」に参加し完走してきました。
凄く、凄く嬉しいです。

エントリーまで

5年前に信越五岳(110km)を完走してから、ロードのウルトラはもっときついのか気になってました。それにトレイルだけじゃなくロードも完走してないとウルトラランナーって言いにくいってのもあり、いつかロードの100㎞をやろうと思いつつ数年。本来なら今年もやらなかったと思うけど、気になってた伊南川の大会が来年でファイナルとの情報があり、それなら今年トライしてみようとなったのでした。今年完走出来なくても来年もう一度チャンスあるという保険の意味を込めて。

練習

9月に入るまでは日々の練習はあまり距離を走りませんでしたが、たまに長い距離を走ってました。
4/28 蔵王エコーライン 標高差1200mくらい
5/4 猪苗代湖一周 55㎞
5/27 チャレンジ磐梯吾妻スカイライン 66㎞
6/17 八幡平一周 45㎞
7/7 12時間走
7/16 12時間走(7時間でリタイア)

8月は山歩きメイン。

9月は最長距離こそ37㎞だけど、20㎞以上を7回走り月間で280㎞程度になりました。
最後の方は25㎞走ってもあまり疲労感を感じないときもありました。

練習とは違うけど、大会2~3日前から胃の粘膜を厚くする薬を飲みました。

前日

休みを取って早めに移動したので昼過ぎくらいには会場に着きました。せっかくなのでコースを車で試走。ラスト2㎞の砂利道や、60㎞地点からの坂等々、試走によりだいぶ心の準備が出来ました。特に坂の傾斜感を知っておくのはほんとに良いです。

会場に戻り受付をしてから宿マドリード58さんへ。ゆっくりとしたいので地元の温泉を回ることも無く、部屋の風呂に入って夕食をとってから20時くらいには就寝。

当日

1:50 起床

朝ごはん、胃薬(ガスター10)、VESPA、擦れ防止(ProtectJ1)

服装は最後まで悩んだけどスタート時は以下のような感じ。気温5度くらい?
・帽子、ヘッデン、手袋
・半袖T2枚重ね、アームウォーマー
・薄手のウィンドブレーカー
・CW-Xロングタイツ、短パン
・ASICSの靴下
・HOKA クリフトン4

3:00頃に宿を出て会場へ。
スタートはすごく緩い感じでピリピリ感は皆無。
定刻4:00の3分前くらいにポン菓子が爆発してスタート

以下距離表示は手元のgarminによるもの。
公式の距離とちょっとずれてます。

0~10㎞ 1:06:30

4時スタートなのでずっと暗い中を走る。上を見るとオリオン座が綺麗。
走る以外の事に気が回るくらいの余力を持って走る。

10~20km 1:06:13 累積2:12:43

最初の10㎞と同じペース。
最初の30㎞(標高差550m)を3:30で予定しているので良いペース。
スタートから1時間半くらいで明るくなってきた。
夜明けは力がみなぎる感じがして気持ち良い。

20~30km 1:06:16 累積3:19:04

ずっと同じペース。ここら辺から徐々に疲労を感じてくるので、常に無理をしてないか、呼吸が辛くなってないかを意識しながら走った。30㎞にある七入のエイドまで行けば、暫く走行禁止区間になるのでそこまで頑張った。

30㎞~40㎞ 2:01:16 累積5:20:20

七入から沼山峠までの登山道登り区間。走行禁止だけど走ってる人もいた。暗黙の了解で走ってるのは黙認されてるっぽいけど、コースに登山道を入れる条件として走行禁止となっているはずなので自分は守ってみた。
標高差600m程度登るので泉ヶ岳くらいだけど、それほど急登という感じはしない。
最後の1㎞が辛いような話を聞いてたけど、沼山手前は少し緩くなって気持ち良くエイドに到着。
エイドからはシャトルバス専用道。下りは走ったけど、上り返しは無理しないで歩いた。

40㎞~50㎞ 1:17:51 累積6:38:11

沼山から御池のエイドまでは10㎞あり、今大会で一番長い区間。走っていて長いな~とは思ったけど、標高が高く気持ちよい道。御池のエイドからは急坂の下り。シューズのおかげか普通に走れる。足も持ってくれてる。

50km~60km 1:26:49 累積8:05:00

53km中間地点七入のエイドで20分くらい使った。トン汁とおにぎりを食べたり、ザックのジェルを入れ替えたり、足に保護クリーム塗りなおしたり。
そしてドロップバッグに入れてたキューブを解いた。100㎞のウルトラマラソン最中にキューブを解いたらもしかして日本初なんじゃないかと思って。手がかじかんでて26秒でした。
あと痛み止めも飲んだ。痛み止めには賛否両論あるけど、今回も素直に頼ってみました。
スタートから約7時間半くらいにエイドを出発。そこからは60㎞地点までは緩い下り。エイドも多くあり頑張れました。

60㎞~70km 1:38:13 累積9:43:13

自分の中で最大の難関だと思っていた標高差400m-8㎞の上り。
ここを上り切れば後は下りばかりなので完走できると思っていた。
全歩きで考えていたけど、傾斜が緩いところは少しだけ走る。
最後は他のランナーと話しながら楽しく一番高い場所にあるトンネルに到着。

70㎞~80km 1:12:07 累積10:55:20

急な下り区間。気持ちよく走れた。77㎞地点にある木賊温泉。大会中に温泉に入る人も結構多いらしいです。ただ今回は野外露天風呂が台風の影響で砂に埋まって入れなくなってました。皆残念がるだろうなと思いながら通過。

80㎞~90km 1:24:46 累積12:20:06

下り基調だけど、傾斜は緩くなり、体力的にもきつくなってきた。歩きの時間が増えたけど、もしかすると14時間を切れるかもしれないので、切りたいと思いつつ進む。無理だと思ったり、まだいけると思ったり、気持ちの上下がある感じ。この時点で目標が完走から14時間切りに切り替わっていた。

90~ゴール 電池切れでデータ無し

最後はほぼ平らな道が続く。長いし、抜かれることも増えてきて少し辛かった。暗くなるころには雨も結構降ってきたけど残りは5㎞程度。14時間切りのために最後の焼肉エイドも給水とリンゴだけで通過。残り2㎞で噂の未舗装路。ここまで来たか~と感慨深いものがあった。未舗装路を上りきって少し下ると残り1㎞。最後はラストスパート出来るくらい力が出た。写真用に両手を広げ笑顔でゴール。

ゴール後

完走証見たら13時間39分でした。嬉しい。
早めに帰れそうだったので、温泉にも入らずにまっすぐ仙台に帰ってきました。
そういえば会場を出てすぐ、左折を見落として直進してる参加者を発見。
すぐに車を止めて、正しいコースを伝えました。
うちらの車が通らなかったらあの方どこまで間違った道を進んだんだろうと思うと、ほんとに気付いて良かったです。

感想

ついにロードの100㎞ウルトラ(このさい登山道が含まれてるとかは気にしない)を完走出来て本当に嬉しいです。大会はエイドのスタッフの方などとても親切で応援もしてくれて力になりました。スタッフの皆さま長い時間本当にありがとうございました。

最近なんでそんなに走るのか聞かれる事がたまにあるんだけど、自分の場合特に意味は無いのかも。単に挑戦するという遊びだと思います。走ってるときや、後付けで人生哲学的なものを感じたりもするんだけど、基本は遊び。遊びと言ってもふざけてるという意味では無くて、全力で遊んで感じて生きてる感があります。

気になっていたトレイルとロードのウルトラはどっちがきついのかについては、あくまでも自分の感想だけど、トレイルの方が厳しいと感じました。やっぱりトレイルのアップダウンが大変だし、制限時間長いと言っても、その分長い時間頑張らないといけないので。

最後に、100㎞を完走しても人生観が劇的に変わるとかは無いけど、通勤中のいつもの景色がいつもと違ってちょっと素晴らしく見えるという効果がありました。

 Posted by at 11:02 PM
9月 092018
 

川崎レイクサイドマラソンに参加してきました。
雨でテンションが上がらなかったんですが、走ってみるととても良い大会でした。
自分も2週間前の3時間耐久の不甲斐なさから、今までになく練習して臨みました。
すると前半抑えた効果もあり、後半にかけてビルドアップするような感じで走り切れてとても満足。
今年春のハーフマラソンが半端なく辛くて失速したので、今回は良かったです。

川崎町の頑張りが伝わってくる良い大会でしたので私も少し宣伝したいと思います。

・参加費が安い
・町長さん、スタッフさん、町の皆さんの応援が熱い
・スタート前にロッキーのテーマが流れる(笑)
・ゴール後の蕎麦が美味しい
・今年の参加賞が今治タオル
・コースがのどかで良い雰囲気。けど変化があって飽きない。
・給水が多い

リピーターも多そうなので、すぐに人気のマラソン大会になると思います。

 Posted by at 10:03 PM