昨年度に続き、いわて銀河100㎞マラソンを走ってきました。
今年は前日受け付けだったので、北上で受付してから盛岡の実家まで行って泊まりました。せっかくコロナ禍になってから初めて帰ったのに、19時過ぎには寝て、1時30分には出発という日程であまりゆっくり出来ませんでした。
仙台から北上へ行くのよりは、盛岡から行く方が断然近くて余裕を持って会場着。ヘッデン点けて暗い中会場へ歩く。会場のあかりや人がいっぱい見えてくると高揚しますね。準備は殆ど実家で済ませて来たので、大待ちの行列に並んだりして時間をつぶす。念のために並んだけど出なかった。
天気予報だと前半は雨大丈夫そうなので、カッパは持たずに66㎞地点行きのドロップバッグに預ける。ソフトフラスクの水も昨年は500ml入れてったけど、今年は半分の量でなるべく軽量化。
あっという間にスタート時間。会場にはオーロラビジョンがあってスタートの様子が映されててかっこいい。スタート。なんか皆最初の方コースミスしてたらしいけど、もともと迷路のようにぐるぐるするので誰も気づかず。
スタート後は6分/km弱くらいのペースで心拍150台程度。去年に比べて良い気がする。3時間で30㎞が最初の目標ペース。ところが前半気付くと道がずっと上ってるんですよ。あまりにも長い間だらだら上ってるから、上ってるように感じるだけでほんとは平地なのかな?自分の調子が悪いから上りに感じるのかな?と少し疑心暗鬼に。(後からコースマップ見たら、やっぱり上ってる区間でした)
エイドで軽く足を止めながら走っても予定通りのペースで30㎞まで。20㎞~30㎞は去年は早くも辛くなって歩いたりしましたが、今年は調子よく感じました。30㎞を超えてくると脚が重くなって来て徐々に辛くなって来ます。ただもう少し行くと上りの傾斜がきつくなり、逆に歩くようになって休めるのでそこまでは頑張ります。
50㎞地点までも多少上ってますが、途中景色の良いダムなどがあり気持ちを切り替えつつ進みます。50㎞を5時間27分で通過。自分にしては相当速い。その後ちょっと下ってから(コースマップ程に下る印象は無いので初参加の人はあまり下りに期待しないように)、52㎞~57㎞まで続く最大の上り坂に入ります。とは言え高低差にすればわずか200mなので、フレッシュだったら何の問題も無い坂。ここまで走ってきた距離があるから辛いだけ。←と自分に言い聞かせ頑張る。
長いトンネルを3つ抜けたらコース最高標高地点。ちなみに3つ目のトンネルは1.7㎞あって、嫌になるほど長い。去年はトンネルラン新鮮な気持ちだったけど、今年はただ長いだけに感じた。
最高地点過ぎると後は下り。結構な斜度で下るので脚には少し痛いとこだけど、上りよりは楽。下りきって50㎞コースと合流して2㎞程進むとドロップバッグのある地点(66㎞)へ到着。
去年はここで25分も使ってしまったけど、今年は5分に短縮すれば20分も稼げるな。ぐふふ。という腹積もりだったけどやっぱりそうはいかず、必要なあれこれするだけで15分かかっちゃいました。残す距離は3分の1。この先どれくらいきつくなるかはまだ分からないけど、完走は間違いないペース。
70㎞地点を8時間7分で通過。もしかしたらsub12(12時間切り)が頭をよぎり始める。去年は通らなかった山の中のコースに入っていき、静かで走りやすくて好みの道だったけどアップダウンに苦しめられる。80㎞通過は9時間30分。この時点でもsub12を意識していたけど、自分のGPSとコースの表示が1.3㎞ほどずれていて(GPSの方が距離が長く出てる)、仮に7分30秒/kmで走れても、残りの1.3㎞があったら絶対間に合わないと悟りsub12は諦めた。
90㎞通過は10時間41分。残り10㎞だけだけど、ここまで1時間ごとに接種してたジェルがもう気持ち悪くて飲めなくなる。それが響いたのか、そもそも疲れ切ってるのか、徐々にペースを落としさらには途中で500mと300m続く上り坂が出てくるので最後の10㎞は時間かかった。GPSで100㎞通過は12時間7分。残りやっぱり1.3㎞あって最終的なゴールは12時間15分台でした。
ゴール前皆の声掛けに泣きそうになった。ウルトラのゴールはいつでも格別です。
ゴール後シャワーを浴びて、美味しい豚汁を頂き満足。おにぎりとおでんとビールは応援に来てた両親にあげました。
今年は去年よりも1時間20分以上短縮出来て、いつも制限時間ギリギリの自分にしては出来すぎなくらいでした。要因を考えると練習量の増加ももちろんあるとは思いますが、今年はとても天気が良かった(ほど良かった)です。ずっと曇り空で気温も20度ちょっとくらいで、暑さに悩まされることが無かったです。それでいて雨も降らなかったのでコンディション的には最高でした。
大会運営の方々にとても感謝してますし、おそらくボランティアのエイドスタッフの方は皆さんとても優しくて気持ち良く走れました。本当にありがとうございました。
2023年 | ラップ | 累積時間 | メモ |
0~10km | | 0:59:27 | 昨年と違って心拍が抑えられてるので身体の調子は悪くないのかも。走りは調子よくは感じない。 |
10~20km | 0:57:56 | 1:57:23 | この区間もあまり調子のよさは感じない。 |
20~30km | 1:00:58 | 2:58:20 | 昨年歩きが入った場所でも今年は走れてるので、ここら辺で調子良くない→良いに転換 |
30~40km | 1:10:12 | 4:08:32 | この区間はやっぱり辛い。少しタイム落ちて来る。 |
40~50km | 1:19:10 | 5:27:42 | なめとこ入ってるけど、まだそこまで厳しい登りではない。ダムが癒し。 |
50~60km | 1:19:49 | 6:47:31 | 去年は長く感じた登りも今年は少し短く感じた。逆に昨年新鮮だったトンネル内走行は、今年はただ長く感じて苦痛だった。 |
60~70km | 1:20:18 | 8:07:49 | 頂上を過ぎてからの下りは調子良かった。50㎞コースと合流してからドロップバッグポイントまで微妙に長い。ドロップバッグでは15分程休憩。 |
70~80km | 1:22:32 | 9:30:21 | 75㎞くらいから昨年とは違う本来のコースへ。車通り少なくてこっちの方が好きかも。12時間切りを意識する。 |
80~90km | 1:11:22 | 10:41:43 | 今年のコースの方が上り下りが急だった。下りでも歩いてる人多数。前後に人が見えなくなる時間があって、コース合ってるか不安になった。 |
90~100km | 1:25:27 | 12:07:10 | 最後の10㎞はやっぱり辛い。急な登りが2か所出て来るけど心の準備があり大丈夫。 |
101.3km | | 12:16:34 | 自分のGPSでは100㎞を超えてたのが精神的に辛かった。最後時計止め忘れ。 |