7月 212017
 

日本一標高の高い山、富士山を登ってきました。
今回は長男の「富士山登りたい!」という強い希望があり、自分もいつかは登らないといけないと思ってたので行くことにしました。

20日
15:30頃仙台を出発。
北アまでだと500km前後だけど、目的地の富士北麓駐車場までは430km程度と近い。
途中食事して20:30頃に到着。
富士山の姿を見たかったけど、暗くて見えない。
けど何か明かりが点々と上のほうまで伸びていた。
登山道の山小屋の明かりだ!
かなり上のほうまで伸びてて標高高いのが見て取れた。
長男と二人テンションが上がる。
明日の五合目までのバスのチケット売り場などを確認してから就寝。

21日
3:00起床。山遠征時の車中泊は息子より早く起きるようにしてる。
大体の山では息子の体力が成否の鍵となるので、ぎりぎりまで寝かせときたいから。
準備して4:20のバスに乗る。人が少ないので油断してゆっくり乗ったら補助席だった(^^;
5:00頃富士スカイラインの5合目に到着。30分くらい高度順応してから出発した。

5合目でも標高が高いので、一面の雲海。
朝日と雲海の景色はここは天国かと思わせる。
山の上にはまったく雲が無く、空気も澄んでるせいか山頂が近くに見える。

bty

6合目まではすぐ。7合目もすぐ。
ここら辺から少し大変になってきて、8合目はなぜか2箇所ある。
長男が高度障害の影響か調子悪そうだったので、水を1.5L自分のザックに移した。
これが後々自分にも影響することになった(と思う)

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2017072103

本格的に高度障害なら下山の一択だけど、単に調子が悪いだけかもしれないので判断は難しい。
長男ももちろん山頂着くまで諦める性格ではないので登り続けた。

富士山は観光の外人が軽装で登ってる。
登山口からの標高差だと岩手山とさほど違いは無いのに、標高高いのに警戒して自分は余計に物を持ってきてしまった。
水も服も多いのでザックが重たい。

最後にツアーの団体さんに引っかかったけど、金曜というのもありそれ以外は空いてて快適に吉田口山頂へと到着。
自販機があって笑った。
一応各登山口からお鉢まで登った段階で、「何々口山頂」という呼び方をして登頂の扱いにはなる。
けどお鉢の中でも最高地点の剣ヶ峰を目指してお鉢を一周した。
剣ヶ峰までの最後の上りは傾斜がありすぎて苦しかった。

2017072104

無事最高地点に到着して少し休憩。
薄い空気が脳にあたえる影響を感じるためにキューブを解いてみた。
手が早く動かせないので、脳の影響なのか寒さの影響なのか分からず(笑)
だいたい5秒落ちで30秒前後かかった。もっとやる予定だったけど、高度の影響を考え2回解いたのみで出発。
お鉢の残り半周をして再び吉田口の下山口へ。

吉田ルートでは上りと下りでルートを分けてる。
さすがマンモスな山。
登ってる最中に見た下山路はとても快適そうだったけど、いざ下ると・・・
単調で傾斜きつめの下りが結構足にきます。
荷物の重さもあるのか疲れてきたうえ、7~6合目あたりまで下りてきたらなんだか頭が痛い。
歩いてると大丈夫なんだけど、止まると凄く痛い。

6合目からは上り下り兼用の道に合流。
おそらく明日のご来光目当ての登山者でいっぱいです。
明日は混むだろうから、金曜に登って良かった。
最後は息子からストック一本貸してもらって頑張って五合目まで戻った。

五合目で止まったら頭が痛くて耐えられずにロキソニンを取った。
そしてこのままじゃ下山のバスも乗れないので、酔い止めも併用。
一応事前に高度障害へのロキソニン使用についてと、ロキソニンと酔い止めの併用については調べてた。

そういや五合目にはほんとに日本人ゼロなんじゃないかってくらい海外の方達ばかり。
富士山の観光能力を知りました。
1時間ほど五合目にいたら何とかバスに乗れそうになったので、バスに乗って富士北麓駐車場まで。

その後「泉水」という温泉へ。39度くらいの温い湯があって入りやすかった。
そして「べんけい」という店でうどんを食事。
古い商店街みたいなとこにあったんだけど、その商店街はまっすぐ富士山が見れるように通りが作ってあった。
たぶん昔から富士山の周りの街のつくりはこうなってるんだろうなと思った。

夜19時くらいに高速に乗って仙台へ。
ところが眠くて眠くてすぐにPAで寝る。
1時間~1時間半寝る→100km程度運転する→寝る→運転を幾度と無く繰り返して帰宅。
最終的には夜が明けて明るくなって朝の5時に着いた。ほんとこんなに眠かったのは久しぶり。

感想:
やはり一度は登っておきたかった富士山。
長男と無事に山頂までいけてうれしかった。
高度が高いため常に絶景なのが良かった。
反面登山道の単調さが少し気になる。
火山の山だけあって上部は荒涼としてるので、次はまた緑豊かな山へ行きたくなった。
行き帰りの運転は大変だったけど行って良かった。

 Posted by at 10:32 PM

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