8月 282023
 

長年の夢と言うか宿題のようなものだった…

初めて登った山が奥穂高岳の自分にとってジャンダルムの上に立ってみたくなるのは当然でした。終わらせる気になればただ行くだけの話なんだけど、やっぱり危ない場所だし中々勇気も出ないし、行くのもとても面倒だしと、ただひたすら先延ばしにしてきました。でも今年は行けた。偉い!

槍ヶ岳も登ったことが無かったので、槍と西穂を繋ぐ縦走にしたい。じゃあどっち向きにする?と考えた時に、西穂から槍に向かって進み最後に槍を登るのも魅力的だけど、西穂で1泊増えそうだし何より途中敗退したらまた槍が未登のまま残ってしまうので、槍から西穂へ向かうルートにしました。

登山口は、上高地だとお金かかるし時間の制約もあるので、まだ行った事の無い新穂高にしました。荷物を軽くしたいのでテント泊ではなく、贅沢に小屋泊り。人が多いのはリスク要因だしすれ違いで時間かかるので、平日をベースに計画。

2泊3日の小屋泊(夕食のみ)で、朝、昼、行動食と水3L含め荷物は11㎏くらい。UL勢の荷物の軽さからすると考えらない重さ。食べたり飲んだりしてるうちに段々軽くなるでしょう。ニヅクリウマクナリタイ...

27日 移動日

仙台を8:40に出発。富山経由で新穂高まで移動。570㎞くらいだったかな。途中高速でガソリン入れたら200円/Lで衝撃受けた。
17:10頃到着。明るいうちに新穂高登山指導センターまで歩いて明日の登山口を確認。19時前に耳栓つけて就寝。

28日 新穂高→槍ヶ岳→槍ヶ岳山荘泊

2:30に起床して色々準備してヘッデンを付けて暗い中3:40に出発。だらだらと林道歩き。噂の滝谷渡渉部は水量少なくて問題無し。開放的で広い場所。

そこから少し登って槍平小屋へ到着。写真でしか見たこと無い小屋を実際に見てイメージとの擦り合わせをするのも面白い。ここで下山してきた人と長話してから出発。

槍平からは徐々に登りが厳しくなってくる。そして今回の最大の過ちだったと思うけど、二日目以降の行程で荷物を軽くしたかったのでポールを持ってこなかった。初日は標高差2200mもあるのにノンポールで登ったために脚には相当疲労が残ってしまった。槍ヶ岳山荘までの最後の標高差500mくらいは本当にしんどかった。

途中の分岐は飛騨乗越では無く尾根沿いの千丈乗越を選択。西鎌尾根に出てからはとても気持ち良い。尾根に出るまでは中々の急登。

双六方面

槍ヶ岳山荘に到着したら荷物をデポして槍ヶ岳山頂へ。

山荘から見ると壁に見えるけど、登ってみると手がかり足がかりがしっかりしてて登りやすかった。メジャーな山なのでそこら辺はしっかりしてるのは当然か。

山頂は狭いけど平日の人の少なさなので、少し長めにまったりと。良い場所だ…

上から見る山荘もかっこ良い。

小屋まで下りてチェックイン。まだ昼なので時間を持て余す。昼寝したりうろうろしたりして時間をつぶす。高山病だと思うけど頭が痛くなってきた。若いころよりも高山病の症状が出やすくなってる気がする。

山小屋の夕食は山で食べるにしてはとてもリッチで美味しい。幸せすぎる。食事したら19:00頃に就寝。

2日目へ続く

 Posted by at 11:17 PM
7月 162023
 

二荒山神社へ車で移動。戦場ヶ原のあたりは散策してる人も多い。中禅寺湖畔も観光客で混んでました。白根山ですれ違った人から男体山の駐車場も凄い混んでたよって聞いてた通りで、登山口直近には停められず。数百メートル離れた県営湖畔第一駐車場へ停める。有料だけどちゃんと枠がある舗装された駐車場なので安心感はある。それにしても暑い。

二荒山神社
日本一注意書きの多い(かもしれない)登山案内
登拝門

9時ごろに登拝料を支払い登山開始。白根山ではストック持たなかったけど、今回はストックを持った。出だしの階段からキツい。ストック有りでもぜーぜー言いながら進む。正直脚の疲労感が辛いです。

3合目まで登ると癒しの舗装路区間。体力余ってるときなら、こんな回り道せずにまっすぐ登らせてほしいって思うんだろうけど、今回ばかりは緩い傾斜の道が嬉しい。

4合目に着いたらいよいよ本格的登山。ここからは山頂手前までずっと急登。特に5合目、6合目あたりから上はかなり急でした。一応1合毎にちょっと休めそうな小屋がありますが、休まずに登り続けます。

途中は中禅寺湖がちょっと見える場所もあるけど…
こんな厳しい登りも続く
7合目前後(忘れた)

8合目あたりで強い空腹を感じ、恐らくハンガーノック。補給のゼリーを飲み回復を待ちます。脚は止まってしまい、中々歩き続けれません。やっと山頂が見えてきた時はほっとしました。

やっと開けてくる

山頂は広くて人が多くても居場所に困りません。一通りうろうろして、噂の大剣を見てから休憩。脚が終わってるので下山きつそうだなぁと思いつつ、なるべく回復させるために食べながらまったりと休憩。途中背後からライブカメラ云々って聞こえてきたので、そういやライブカメラあったなと思って時間も丁度良かったので映り込み。妻に電話してライブカメラで確認してもらう。ちょっと面白い。

下山開始。下りも長かった。ほんとにストック持ってきて正解。これが無かったら1.5倍くらい時間かかったかも。無事に14時頃に登山口に到着。地味に駐車場までの数百メートルが辛かった。暑いし。

着替えやらしてすぐに帰路につく。けど3連休中日の日光は大渋滞。いろは坂を下りるまでは混んでて時間かかったけど、高速に入ってからは普通に流れて一安心。休憩少な目で一気に家まで運転し、明るいうちに帰宅出来て良かったです。

男体山は噂通りガツンと登る登りごたえのある山でした。雰囲気的には赤城山を大きくしたような感じで、傾斜はさらに急に感じました。上部の開けたところから見る中禅寺湖や山々の姿は圧巻で、少し遠くに見える日光白根山も感慨深いものがありました。先にこっちを登ってればまた印象は違ったんでしょうけど、今回はあまりに辛かったので暫くは登りたくないかも… 山のせいではなく自分の体力不足のせいです。

何はともあれ2座/1日を登れて、無事に帰宅出来て良かった。感謝。

 Posted by at 9:14 PM
10月 062022
 

年に1度くらいは行きたい栗駒の紅葉。平日に休んで行ってきました。今年から紅葉期間は終日通行止めとなり、下の駐車場からシャトルバスでいわかがみ平に入らないといけません。平日だからか天気予報がすぐれないからか、待ち時間無くシャトルバスに乗れて快適でした。

登山は残念ながらガス多めの風強め、おまけに凄く寒かったです。それでも時折ガスが流れて見渡せたりしたので良かったです。山頂では冷え込んだせいで紅葉した葉っぱにエビの尻尾が出来てるという珍しいものが見れました。

帰りに初めて世界谷地に寄ってきました。こんな素晴らしい場所に今まで行ったこと無かったなんて。

 Posted by at 10:51 PM
4月 032022
 

筑波山を登ってきました。新しい山は久しぶりです。
筑波山って100名山の中では結構離れた場所にあってなかなか登る機会無いだろうなと思ってました。
ところが今春、長男が大学に進学し一人暮らしを始めることになり、引っ越しで送っていったついでに筑波山を登る機会を得たのでした。

筑波山は山の規模感がまんま泉ヶ岳。登山道も泉ヶ岳のような雰囲気です。そこに何となく箱根の要素を足したような山。白雲橋コースを登って、御幸ヶ原コースを下りました。
登りの途中には様々な奇岩が。奇岩っていうかボルダーですね。時折上空を通るロープウェイを見ながら、女体山山頂へ。ここが筑波山のピークみたいです。セットで男体山もあるのでそちらも行きました。途中に学校のグラウンドみたいに広い場所があってびっくり。

男体山からの下山は静岡から登りに来てた人(100名山69座登ってるそうです)と山の話で盛り上がりながらあっという間に下山。神社にお参りしてから、引っ越し作業に合流(←引っ越し作業を妻に任せ山を登ってた不良中年)

息子の新生活に必要なものの買い出しに行き、3人で爆弾ハンバーグを食べてから妻と共に仙台へ帰宅。反抗期になってからあまり仲が良いとは言えない関係だったけど(悪くは無いけどあまり話しない感じ)、多少の寂しさは感じますね。でも子供の成長もこれまた楽しみなので、色々な経験をしつつ一人前になってほしいです。

山頂からの景色
えっ、山頂のそばだよね、ここ
さざれ石@筑波山神社

仙台→筑波山→引っ越し作業→仙台
の日帰りはめっちゃ疲れました…

 Posted by at 5:21 PM