(長文です)
1週間夏休み。
北アルプス遠征も考えてたけど、天気予報が今一なので中止。
かわりに天気が良さそうな尾瀬に、家族で日帰りで行きました。
なんと人生初尾瀬。
人が多いイメージだけど、花の最盛期が過ぎたのと、世間的には平日なので大丈夫かなと。
0:30起床、1:30出発。
4時間半くらいかけて鳩待峠へ到着。遠い…
普段は戸倉に停めてそこからバスで行かないと駄目なんですが、最盛期を過ぎた平日は鳩待峠までマイカーで入れます。
色々準備して6:30に出発。
予定のコースは、鳩待峠→山の鼻→至仏山→小至仏山→鳩待峠の周回コース。
最初は山の鼻までの標高差約200mの下り。
道は完璧に整備されています。4歳児でも歩きやすい。
樹齢の長そうな大木がこの場所の山深さを感じさせます。
道は川上川沿いに進んでいきます。
ちなみに上から読んでも下から読ん(略
1時間程歩くと小屋が見えてきました。
山の鼻へ到着です。
さすが日本有数の観光地だけあって、ビジターセンター、大きな小屋、綺麗なトイレなど整備されています。
ただそれが嫌味な感じでは無く、なんというか爽やかなんですよね。
すぐにこの場所が好きになりました。
トイレ休憩等をしてから8:10に出発。
北東へ向かえば尾瀬ヶ原の湿原。
とても行ってみたいけど、今回の目的地は逆方向の至仏山。
それにしても今日はとても天気が良くて遠くまで見えます。
至仏山の山頂が近くに見えるくらい。
けど標高差で800m以上あります。
登り始めは整備されてるけど、樹林帯で見晴らしも無く岩も乾かず滑ります。
蛇紋岩は滑るのが特徴で気を付けないと行けないのですが、我が子達は先日同じ蛇紋岩の早池峰を登ったばかり。
多少は慣れてる事でしょう。
森林限界を超えて暫く行くと景色が開けました。
「あぁぁ、綺麗だなぁ」
何度この言葉を口にしたことか。
上に伸びる道、そして下には尾瀬ヶ原、向かいには東北最高峰の燧ケ岳が見えます。
もう景色が美しすぎて、リアリティを感じないくらい。
と、自分は景色を楽しむ余裕があったけど、妻子は大変でそれどころではないみたい。
なんせ結構な斜度で登ってます。まあ、頑張ってもらうしかない。
心配していた4歳児。
ほとんど自力であるき、段差の大きいところ、危険そうなところは力を貸します。
それ以外は長男、次男が意外と面倒見てくれてます。
途中から子供達にヘルメット装着。
帽子よりは圧迫感あって嫌らしいんだけど、ここは安全優先で。
見晴らしの良い場所でちょくちょく休憩を入れながら、12:00丁度に山頂へ到着!
やったー。嬉しい。
人が多かったけど、場所を見つけて食事タイムや写真撮影。
30分以上休憩してから下山開始。
至仏山山頂から子至仏山までの道が今日一番の難関でした。
一人だと何てことないんだけど、滑りやすくて段差も大きく4歳児には殆ど歩けない道。
自分が一段下りて、子供を抱っこしておろして、また自分が一段下りての繰り返し。
まあ難所を過ぎれば木道の歩きやすい道と聞いてたので頑張ります。
景色がとても良いのが救い。
1時間近くかかって子至仏山へ。
軽く記念撮影をしてから出発。
暫く下ると木道が現れました。
やったーこれで楽になると思ったのも束の間。
4歳が疲れて寝ちゃいました。
時間的には問題ないので、無理せず安全にゆっくりと。
自分、妻、そして最後に長男が少し抱っこや背負って15:34に下山。
実に9時間もかかって無事にゴール。
家族で行くにはこのくらいが体力の限界かも。
鳩待峠で山の余韻に浸ってから、車で仙台まで。
途中ゲリラ豪雨っぽいのもありちょっと大変。
東北道に入ってから高速で晩飯。
晩飯後は妻に運転変わってもらって22:00過ぎに帰宅。
充実感は最高のめちゃめちゃ長い一日でした。
また行けるなら、ぜひ泊まりでゆっくりと尾瀬を楽しみたいです。
鳩待峠のロッジ(売店、食事等ありました)
尾瀬の看板。かっこよす
山の鼻までの道はこのように雰囲気のある木道
複数の木が同じ場所から生えて押し合ってます。不思議。
上から読んでも下から読んでも川上川
山の鼻ビジターセンター。立派です。
山の鼻のテント場
山の鼻の山荘
至仏山。森林限界がはっきりわかります。
至仏山への登山口にある案内板
この至仏山へ向かう道の雰囲気がたまりません
登山道の出だしは樹林帯なので、中々道が乾かないみたいです。
森林限界の案内板
そこを過ぎるとだんだん見晴らしが良くなってきます
振り返って尾瀬ヶ原と燧ケ岳
天空のテラス(勝手に命名)
山頂が近くなってきました
僕は空になる~ by さ○ま○し
キタコレ
小至仏山へ向かう道の一コマ
子至仏山を過ぎたら下るだけ(パノラマ)
駐車場まで戻ってきたら、朝はガスで見えなかった至仏山が良く見えました。