先日のえぼしの動画
2:30あたりから恥ずかしい転倒シーンあり
httpvh://www.youtube.com/watch?v=Gc9n5-68tw4
先日のえぼしの動画
2:30あたりから恥ずかしい転倒シーンあり
httpvh://www.youtube.com/watch?v=Gc9n5-68tw4
今日は家族でえぼし。
しかもリフト開始に間に合うように早出。
おかげでファミリ用の近い場所に停めれました。
子供たちと一番上まで上がってダイナミックコースの簡単なとこ降りてきたり。
自分はスキーを交換しつつ楽しんだり。
一昨日のスクワットの筋肉痛で足は疲れ気味でした。
そのせいか1日で3回も転んでしまった。
首から背中にかけて痛いです。
そうそう、えぼしのゴンドラに初めて乗ったけど、板は中積みなんですね。
185cmのJJでも結構肩身の狭い思いをしました。
乗りにくいです。遠慮しないと。
それとうちの次男が思いっきりボーダーに突っ込まれました。
たいした怪我なかったんで良かったけど、やっぱり危険です。
子供の動きって予測しづらいからこっちも悪いんだけど、やっぱ上から突っ込む方が悪いかなと思う。
皆さん気をつけましょう。
↓息子と
気分を紛らわすためにZiへ。
でも登ってるとどうしても考えてしまうなぁ。
心が弱ってるせいか、登りもまったく力が出ず。
体重がTNFCの時より3kgほど増えてるのも大きな要因だけど。
100手課題の40手で落ちた時点で駄目だなと思って帰宅。
こういう時こそ目標を立てよう。
・体重を落とす(58kgまで)
・運動で死ぬほど疲れる
・滑る
1ヶ月ぶりのファミリースキー。
えぼしに行く予定だったけど大会でクローズしてるコースが多いらしいので、白石スキー場に行きました。
えぼしくらいまでは晴れてたのに、白石のあたりは吹雪いてました。
10㎞くらいしか離れてないのに天気が違うんですね。
上に連れてったら次男は途端にやる気を失いました。
長男は中/上級コースも降りてこれるようになってました。
子供たちが休憩してる間に、自分は急なとこをぐるぐると。
荒らされた後のゲレパウですが、結構楽しめました。
規模は小さいけどそれなりに遊べるスキー場って感じ。
httpvh://www.youtube.com/watch?v=62FYa5xivow
28日の面白山BCにおいて雪崩にあいました。
無事に出れた後は深く考えてませんでしたが、映像も残っているし雪崩の体験談も貴重だと思いここに残すことにします。
自分は雪崩の知識は相当疎いので、出るまでの過程や感想が主となりますがご容赦下さい。
発生日時:2012年1月28日昼頃
場所:面白山高原、リフト最上部
1本流した後で、1本目をドロップした場所より上部に面白そうな斜面があるので登ってみた。自分と他パーティのボーダー2名。旧スキー場の最上部からの滑り出し。自分は2番目に滑り始め、最初に滑った人とは違うラインを取った。ちょっと急な落ち込みから滑り出す。特に雪庇状でもなかった。
滑ってすぐの傾斜が緩くなる地点で雪に足を取られ転倒。当初は普通に転んでるだけだと思ったけど、転び方に若干の違和感があった。雪の中に埋まっても、今日は深いからこんなもんかなと思っていた。ところが、自分がまわりの雪と一緒に斜面を流されてるのに気付いた。雪崩れだ。
すぐにどんどん深い方に引き込まれるのを感じた。とっさに雪崩時の行動を思い出し、雪をかいて少しでも浮こうと泳ぐ。頑張ったが顔が出るまでにはならずに雪崩が止まった。止まった安心感もつかの間、上から流されてきた雪がさらにのっかり、体が締め付けられるような雪の重さを感じた。
体で動く箇所は無く、泳ぐのに集中してたのでエアポケットも作れなかった。顔が出てないという現実はとても怖く、フェイスマスク越しに雪が押し付けられ、ほとんど呼吸が出来ないように感じた。とっさに15分間の生死の境が頭をよぎる。すぐ下に人はいるけど、ここに来るまでに10分くらいはかかるかもしれない。自分の後に滑る人が気付いてすぐ助けてくれるかも。
しかし15分も何も、あまりに呼吸が苦しくてこのままじゃ直ぐにやばそうだ。流され始めてから1回も顔が雪上に出てないので当然だ。なんとか自力脱出を試みないと。辛うじて左手が軽い感じがした。上に動かそうとしたけど、グローブが抵抗になって全然動かない。左手が右手方向には動いたので、右手まで持って行ってグローブを取る。素手をすぼめて小さくし、そのまま上の方に手を伸ばした。辛うじて手が雪上に出てる気がした。
これならかき出せるかも。左手を使って上から少しずつ雪を掘っていく。パニック状態だし呼吸も限界だ。少しずつ顔に手が近づいてきて、口の周りの雪をどかせた。すぐにフェイスマスクをはずして息を吸うが、同時に雪を吸い込んでむせてしまう。空気がほしいけど、アリジゴクの底から口だけでてるような状態なので、すぐに口に雪が入ってくる。
むせるのが落ち着いてから呼吸をし気を静める。今はスキーが斜面の上の方で、顔が斜面の下。上部には破断面が見えて恐ろしい。顔と左手だけ出てる状態で他の部分は動かせない。この状態で上から雪が落ちてきたら、また埋まってしまう。まだ降りてきてない後続者が雪を流したらという恐怖感に固まる。我に返って、それまでに少しでも掘って出れる状態にするんだと左手で掘り続ける。
幸いにも雪が軽めで片手でかき分けれる状態だった。上半身を掘り出したあたりでボーダーの方が降りてきてくれてほっとした。雪の中からゴーグルを掘りだす。どうやら体は右半身を下に埋まってたらしい。スキーはまだ雪中で雪からは出れない。掘って左足をスキーから外し、スキーを1本出す。早く自由になりたいので、さらに深くに埋まってる右足を掘り出す。こちらもスキーからブーツを外してからスキーを引っ張り出した。そして立ち上がって自由になった。
ストックは見つけ出す事が出来なかったが、諦めて皆の場所まで下りた。皆には非常に迷惑をかけて申し訳なかった。自分は体の震えが止まらずに、ずっとお湯を飲んだ。どりーさんにツェルトを貸してもらって包まってるうちに震えが収まった。埋まった寒さもあったけど、恐怖から震えが止まらなかったように思う。
自分が温まってる間に皆が弱層テストを行う。深さ50cm前後のところに、ざらめ雪の弱層があった。先週も面白山に入った人の話を聞くと、1週間前にちょうど少し暖かい日があって、ざらめっぽいコンディションだったとか。そして1週間の間に50cm前後の新雪が上にのっかっていた。今回の雪崩の破断面までは登り返さなかったが、下から見た感じでも50cm前後っぽかったので、この弱層が雪崩を引き起こしたものと思われる。(注:最初に書いたように、自分は雪崩の知識は深くないので、正確かどうかは今一つ自信がないです。参考程度に留めといてください)
今回は、滑るときにはストックのループに手を通さない方が安全というのを守っていたのが大きかった。それによって少しでも泳ぐことが可能だった。そして泳ぎは結構効果があったと思う。そもそもスキーが深く埋まっていくので、明確に浮上するほどの力はないけども、少しでも頭が上の方に行く手助けにはなったと思う。結果として、自力脱出できる程度の深さで済んだ。後10cm~20cm深い位置に埋まったら自力では出られなかったと思う。
それでも、今回の件はたまたまラッキーだったに過ぎないとも思う。その点を謙虚に受け止めたい。同時刻に現場にいた、スプリットボードの方2名、および同行パーティの皆にはとても迷惑をかけてしまった。謝罪いたします。そしてありがとう御座いました。
↓ 雪崩動画(前回と同じです)
httpvh://youtu.be/ZXjVfIuD2yk